雲の上で過ごす、
この上ない特別な体験を。
夏場にゴンドラを整備していたスタッフにとって、見慣れた風景だった雲海を「お客さまにも見てもらいたい」という想いから、誕生した雲海テラス。気象条件がそろった時に流れ込むダイナミックな雲海を間近で観賞できる展望施設です。

Facility
雲海を間近に感じられる
空中にせり出すデッキ
山を越えて流れ込み、一面を埋め尽くす雲海が目の前に広がる景色はまさに天空の絶景です。空中に浮いているようなデッキで、まるで、船に乗って雲の海に繰り出していくような気分を味わえます。

雄大な景色を
遠くまで見渡せる3階建て
高さ約12mの最上階からは、遠くまで広がる雲海や日高山脈、正面に見える朝日など、自然が織りなす絶景をより広く見渡せます。

絶景を眺めながら過ごせる
雲Cafe
雲海ゴンドラを降りた標高1,088mに位置する雲Cafe。雲をテーマにしたドリンクやスイーツを堪能しながら、景色を眺めたり、屋内のソファでくつろいだり、雲海を待つ時間も楽しく過ごせます。


雲海テラスでの9つの過ごし方を提案する
「Cloud9(クラウドナイン)計画」
山道に沿って7つのユニークなデッキからは違った角度からの絶景を楽しむことができます。

雲の上を歩くような感覚を味わえる、雲の形をした展望スポット。地面からせり出した造りをしており、およそ210度の広大な景色を見渡せます。

船の舳先のようにせり出した展望スポット。まるで映画のワンシーンのような写真を撮ることができます。

等高線をイメージして自然の地形を生かす形で設置された、全長約117メートルのベンチ。雲の動きに合わせて様々な高さや角度の席を選ぶことができ、刻一刻と変化する雲海の表情を楽しめます。

雲の形をした巨大なハンモックのような展望スポット。東大雪から日高方面までの壮大な景色を眺めながら雲の上に浮かんでいるような浮遊感を味わえます。(定員10名)

雲をつくる「雲粒」をイメージした展望スポット。直寄りかかったり、座ったりと自由な姿勢で利用でき、雲の上にいるような気持ちで雲海を眺められるのが特徴です。

雲海や朝日などの絶景を眺めることができるバーカウンターをイメージした展望スポット。椅子についているハシゴを登ると、山々の風景の中に浮かぶように座ることができます。(定員7名)

2025年7月誕生の展望スポット。ぐるっと湾曲したフレームにぶら下がるベンチに座って、色々な角度から雲の流れを見て楽しむことができます。最も高い場所に位置しており、見晴らしも抜群です。
Activities

UNKAI TERRACE雲の郵便屋さん
さまざまな種類の雲海の写真をポストカードにして販売しています。デッキには青色の「雲海ポスト」を設置しており、ポストカードは切手を貼らずに世界中どこへでも送ることができます。
期間 | 2025.5/8~2025.10/14 |
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時間 | 5:00〜8:30 (下り最終ゴンドラの15分前までの営業) ※雲海テラスの営業時間に伴い、変更になる場合がございます。 |
場所 | 山頂灯台デッキ横 |
料金 | ポストカード 250円 |
備考 | ※当プログラムに関するお問い合わせ先 0167(38)2111 / 9:30~13:00 |

UNKAI TERRACE雲海ガイド
当日の天候の見通しや雲海発生のメカニズムをみなさまにわかりやすく解説いたします。
期間 | 2025.5/8~2025.10/14 |
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時間 | 当日の天候状況により2回~3回 |
所要時間 | 約10分~20分 |
開催地 | 雲海テラス Eデッキ |
料金 | 無料 |
備考 | ※一部の回は貸切での開催となる場合がございます。 ※当プログラムに関するお問い合わせ先 0167(38)2111 / 9:30~13:00 |

UNKAI TERRACE雲海ショップ
雲海ショップでは雲海ポストカードや雲海ショップでしか購入できない限定商品など雲海テラス関連の商品を販売します。雲海ポストカードは「雲海ポスト」から切手を貼らずに全世界へ送ることができます。
期間 | 2025.5/8~2025.10/14 |
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場所 | リゾートセンター内 |
営業時間 | 5:00〜8:30 (下り最終ゴンドラの時間までの営業) ※雲海テラスの営業時間に伴い、ショップの営業時間が変更になる場合がございます。 |

UNKAI TERRACE雲海テラスドッグラン
雲海が発生した日には、愛犬がまるで雲の上を走り回るかのように見えるスポットです。雲海テラスには各所にリードフックも設置されています。
期間 | 2025.6/1~2025.10/14 |
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営業時間 | 5:00〜8:30 ※雲海テラスの営業時間に伴い、変更になる場合がございます。 |
開催地 | Cloud Walk付近 |
料金 | 無料 |
備考 | ※当プログラムに関するお問い合わせ先 0167(38)2111 / 9:30~13:00 |

UNKAI TERRACEトマム山 登山
雲海ゴンドラ山頂駅からトマム山山頂までのおよそ片道40分のコース。簡単な手続きでどなたでも自由に軽登山を楽しめます。雲海のある日は360℃雲海に囲まれた世界を堪能できます。
期間 | 2025.6月中旬~10月中旬 ※融雪・積雪の状況による |
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時間 | 雲海テラスオープン~7:00(最終入山) |
所要時間 | 片道約40分 |
開催地 | 雲海テラス Cloud pool付近の登山口~トマム山山頂 |
料金 | 無料 |
備考 | ※服装 : 軽登山に適した服装・装備 ※登山口で登山届のご記入が必要です。 ※当プログラムに関するお問い合わせ先 0167(38)2111 / 9:30~13:00 |
期間 | 2025.5/8~2025.10/14 |
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時間 | 【A期間】 5/8~5/31 5:00~7:00 【B期間】 6/1~10/14 5:00~8:00まで
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アクセス | 【ご宿泊のお客様】 トマム ザ・タワー、リゾナーレトマムより送迎バスを運行いたします。 【日帰りのお客様】 エリア内の案内にしたがって「リゾートセンター」までお越しください。 星野リゾート トマム周辺は濃霧により、視界が悪くなる日もございますので、お車でお越しの方は十分にお気をつけください。 また、当日早朝よりご移動になる方は、体調管理に気をつけてお越しください。 |
備考 | 【営業目的での撮影・録音について】 当館の敷地内においては、当館の許可なく営業目的で撮影・録音することは禁止しております。私的に撮影・録音したものであっても当館の許可の無く営業目的で使用することは禁止いたします。 【雲海テラスへの移動手段について】 雲海テラスへは「徒歩・車」でのアクセスはできません。 雲海テラスへのご来場の際は、山麓より雲海ゴンドラをご利用くださいませ。 天候状況により雲海ゴンドラの営業を見合わせる場合がございます。 |
雲海ゴンドラ 料金 |
日帰り:大人 1,900円、小学生 1,200円、ペット 500円
大人 1,520円、小学生 960円
大人 5,000円、小学生 3,000円、ペット 1,000円 (顔写真入り/現地にて撮影) 備考
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輸送安全にかかわる情報 | 鉄道事業法第19条4項に基づく公開を行います。 詳しくは、索道安全報告書(PDF)をご覧ください。 |

2005年初夏のある朝、スキー場の山頂付近でゴンドラのメンテナンスにあたっていると眼下に雲海が広がっていた。
大好きな光景であったが、地元で生まれ育ったスタッフにとってそれは「見慣れたいつもの風景」でもあった。 だから普段ならちらりと見ればそれで終わり。 だが、この日は頭の中をお客様が喜ぶ姿がよぎった。
「お客様にも、この眺めをぜひ見せたいなぁ。ここでおいしいコーヒーを飲んでくつろいでほしいなぁ。」 何気ない一言だった。雲海は山麓から見ると、頭上に雲がかかっているようにしか見えない。 雲よりも上に登らなければ、雲海の美しさは分からない。
曇り空を見たお客様が本当に頂上まで来てくれるのかという声もあったが、ほとんどのスタッフはこのアイデアに賛同した。
この日から早速「雲海を見ながらコーヒーを飲んでもらう」ためのプランを話し始めた。やがて「ゴンドラの山頂駅付近に早朝営業のカフェを作ろう」と話が膨らんだ。不慣れな接客や早朝の準備といった課題を解決するため、話し合いは約2ヶ月におよんだ。

こうして2005年夏、雲海テラスの前身となる早朝カフェのテスト営業を始めた。
カフェといっても、小さな広場にテーブルとイスを並べただけの簡易的なものだった。 普段はゴンドラのメンテナンスを担当している7人のスタッフは、慣れないウェイター姿で「こんな早朝に、お客様はわざわざ来てくれるのだろうか」とドキドキしていた。
だが、そんな心配をよそにお客様は続々とやってきた。 お客様を見るたびに、7人は飛び上がりたいぐらいうれしくなった。
初日は雲海が見られなかったが、お客様は早朝の清々しい空気の中、トマムの雄大な風景を堪能していた。 サービスに不慣れでミスも出たが、それでもお客様の満足そうな笑顔が目立った。それが何よりもうれしかった。
2ヶ月の期間中には約900人が訪れ、テスト営業は大成功を収めた。
この結果を受けて、お客様から集まった声を取り入れながら、テラスを建設するなどの本格的な展開が決まった。 翌2006年「雲海テラス」として正式にサービスをはじめた。
雲海が発生しやすい春から秋限定のサービスとして人気を呼び、2007年には約1万7,000人が来場する大ヒット企画となった。

自分たちで作り上げたサービスの魅力に気付いた7人は、星野リゾート トマムにふさわしいサービスとは何かを考え続けた。 そして、雲海テラスにさまざまな工夫を凝らしてきた。
「雲海予報」もその一つだ。
雲海は、必ず毎日見られるわけではない。 気温や湿度、風向や風速といった気象情報に、「ある方角に午後から雲が出ると、翌朝は冷え込む。するとトマムに雲海が出やすい」といった経験則を組み合わせて、雲海が発生する確率を予報する「雲海予報」を独自に作った。 シーズン中、雲海が発生する確率は約4割ほどだ。
社内からは「できるかできないか分からないサービスの確率を出すなんておかしい」という声も上がったが、実際に始めると、お客様は雲海予報を楽しみ、クレームはまったく出なかった。
ほかの部門と連携して、毎朝、雲海の様子やゴンドラの運行状況を客室のテレビやホームページで案内する体制も作った。
シーズン中の早朝、雲海に出逢える確率はおよそ40%。
同じ表情を二度と見せることの無い雲海との出逢いは、まさに一期一会です。
ここでは、トマムで出逢うことのできる雲海の種類と発生する仕組みをご紹介します。

夏、十勝や釧路沖の海水温は低いままです。そこに、太平洋高気圧による南からの暖かい空気が流れ込むと、北海道東部沖では大規模な下層雲(海霧)が発生します。発生した下層雲は、南東の風によって十勝平野を覆い、日高山脈を越えてトマムに達します。トマム山は太平洋産雲海が届くかどうかのところに位置し、太平洋産雲海は「トマムならではの雲海」とも言えます。雲の勢いが強すぎると雲海テラスも雲の中に入ってしまい、雲の勢いが弱いと日高山脈を越えられません。滝のような雲海は、絶妙な条件が揃ったときにだけ見られる希少な雲海なのです。いつでも見られるわけではないからこそ、見る価値がある現象です。
- 太平洋産雲海が発生しやすい条件
- ・北海道東部が高気圧に覆われ、海霧が発生
- ・東~南東の風が、トマムエリアに吹き込む
- ・前日の夜から明け方にかけて風が弱い

トマム産雲海は、風が弱く晴れた夜、熱が上空に逃げて冷やされた空気が盆地状の地形の底に溜まることで発生する放射冷却による雲海です。このトマム産雲海が発生する朝は、山麓よりも山頂の方が気温が高くなります。日が昇り、盆地が暖められると、雲海は徐々に消えていきます。 リゾナーレトマムやトマム ザ・タワーが、雲海の中から突き出て見えることもあります。
- トマム産雲海が発生しやすい条件
- ・トマムエリアが高気圧に覆われ、朝方晴れる
- ・前日の夜から明け方にかけて風が弱い
- ・朝方に気温が急激に低下した

天気が悪いときや、これから悪くなるときに出る雲海です。雲海テラスから見える山にまとわりつくように発生した層雲が広がって雲海となり、その雲海の上にも雲があります。立派な雲海ができることもありますが、雲の動きが激しく、やがて雲海テラスは雲の中に入り、天気が悪くなることが多くなります。
- 悪天候型雲海が発生しやすい条件
- ・低気圧が接近している
- ・天気が下り坂の予報が出ている
- ・天気が悪い
7・8月でも朝は冷え込む日もございます。天気予報をご確認いただき、10℃を下回る日には、 冬物のコートやダウンなどをお持ちになることをおすすめいたします。 週間天気予報(tenki.jp)
5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | |
---|---|---|---|---|---|---|
平均最低気温 | 5℃ | 7℃ | 12℃ | 14℃ | 9℃ | 4℃ |
コーディネートご紹介
スカートやワンピースの方はレギンスや厚手のソックスを履くと脚元を冷やさず雲海テラスをゆっくり満喫できます。
朝露により足場が濡れている場所も多い為、防水の効いたシューズもおすすめです。
日の出後は強い日差しを受ける為サングラスや帽子も必須アイテムです。
※画像のコーディネート、その他アイテムに関してトマム ザ・タワー1F THE NORTH FACE GRAVITY TOMAMUにて販売を行っております。天候に合わせたレイヤリングのご相談など気兼ねなくお尋ね下さい。

Blog
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今朝の雲海テラスでは、太平洋産の雲海を長い時間楽しむことができました。
今朝は東の空に雲があり明るくなる時間が遅く、4:40頃からトマムエリアの様子が確認できました。十勝平野から雲が押し寄せており、その雲が滝のようにトマムエリアに流れ込んでいました。雲の量が少なめで、山々の間を縫うように流れる太平洋産雲海は、安定して長時間に亘りその姿を我々に見せてくれました。今シーズンNo1と言っても過言ではない美しさで、本日ご来場いただいたお客様は非常に幸運だったと思います。
今朝は終始雲海を見ることができました。太平洋産雲海が見れる日は、流れ込む雲の量が多くなると雲の中に入ってしまうことも多く、今朝のように終始安定して雲海を楽しめる事は多くはないです。
今シーズンの今日までの太平洋産雲海の発生確率は「17.2%」で、日数でいうと25日、例年より多く発生を確認していますが、終日太平洋産雲海が出ている日は、8月31日に見れた1日のみで、今シーズンで2回目になります。年間で終日太平洋産雲海が見れる日は1〜2日程度なので、どれほど貴重な朝であったかがわかるかと思います。
また明日以降の雲海の発生に期待して、ここに筆を置きます。
雲海テラススタッフ 藤田
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日々表情を変えるトマム山からの景色やCloud9の散策など、朝の特別な時間をぜひ雲海テラスでお過ごしください。
毎日15:00までに、翌朝の「雲海予報」を発表いたします。

今朝は、広大に広がるダイナミックなトマム産雲海を見ることができました。
道東方面広く放射冷却がおきたようで、帯広、遠く釧路方面まで雲海で覆われ、雲の高さも高く、なかなか見られないほどの広大な放射霧が発生していた模様です(放射霧だけではなかったのかもしれません)。
その後、雲の中に包まれたり晴れたりを繰り返しながら7:00頃にエリア内の盆地からはほぼ消滅しましたが、そのすぐ外側には、営業終了間際まで広く雲海を眺めることができています。
この時間まで雲が残ることはとても珍しく、昨夜の1時間ほど降った雨が雲を増し増しにしてくれたのか定かではありませんが、いらっしゃったみなさんの笑顔をたくさん見られたことは、私たちにとって何よりの喜びとなりました。
見渡す木々の色づきも日を追って深まり、本格的に秋を感じ始めています。
また明日以降、美しい雲海を目の前にしながら、雲について解説できることを楽しみにしています。
『この上ない幸せ』が待つ雲海テラスで、またお逢いしましょう。
雲海テラススタッフ 一郷
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日々表情を変えるトマム山からの景色やCloud9の散策など、朝の特別な時間をぜひ雲海テラスでお過ごしください。
毎日15:00までに、翌朝の「雲海予報」を発表いたします。

今朝の雲海テラスでは雲海の発生はありませんでしたが、トマムの秋らしい清々しい朝を迎えられました。
山々がだいぶ色づいてきました。カバやハンノキなどは黄色に染まってきました。朝日もだいぶ南側から昇ってきています。気温も10度前後で冬の気配さえ感じられます。個人的にはこの時期の雲海テラスが好きです。そんなに寒くもなく、日差しも柔らかく感じられて、朝時間を楽しむには良い時期です。
この時期の雲海テラスは晴れることが多く、遠くの山々まで見渡すことができます。今日は周辺の山々をご紹介させてください。
雲海テラスから東側を見ると、東大雪の山並みを見ることができます。東西のヌプカウシヌプリやウペペサンケ山、ニペソツ山などが有名な山です。特にニペソツ山などは、日本百名山を描いた深田久弥が、この本を出版してから存在を知ったらしく、「自分はなぜ百名山にこのニペソツ山を選ばなっかたのか?」と、悔やんだ山と言われており、「幻の百名山」などと言われているようです。
その南側にはフップシ岳や雌阿寒・雄阿寒岳、阿寒富士なども見ることができます。特に雄阿寒岳が見える日などは、空気が綺麗で空気中に不純物があまりない時にしか見ることができません。トマムから直線距離で130km以上離れているので、山並みが確認できる事はそう多くありません。
雲海テラスから南側には日高山脈の山並みも見ることができます。ペンケヌーシ岳や幌尻岳、ペケレベツ岳やチロロ岳などのピークも見えます。特に幌尻岳は日高山脈の最高峰であり、北側の氷河地形である北カールも見ることができます。
南の日高山脈、東の東大雪、この2つの山並みがつながる場所にトマム山はあります。トマム山の山頂まで登ると、富良野岳や十勝岳、夕張山地の芦別岳や夕張岳なども見ることができます。
多くの山々に囲まれたトマムで、雄大な山並みを眺めながら雲海コーヒーを楽しみ、優雅な朝時間を楽しむ、これも雲海テラスの楽しみ方の一つですね。
また明日以降の雲海の発生に期待して、ここに筆を置きます。
雲海テラススタッフ 藤田
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日々表情を変えるトマム山からの景色やCloud9の散策など、朝の特別な時間をぜひ雲海テラスでお過ごしください。
毎日15:00までに、翌朝の「雲海予報」を発表いたします。

今朝の雲海テラスでは、昨日に引き続きトマム産雲海を見ることができました。
営業開始前の3:00頃、雲海テラスは星空に包まれており、眼下のトマムエリアの灯りも見えていました。風も南西の風1m/s程度で、非常に清々しい空気が辺りに漂っていました。4:30位から明るくなり、雲が増えてきている様子も確認できました。5:30にかけて雲の増減を繰り返していて、西から流れ込んでくる雲の量が多いと、タワーの足元まで雲が増えていき、雲の量が少ないとゴンドラ山麓の駅舎が見えるほどまで、雲がひいて行きました。6:00頃には陽も高い場所まで昇り、日差しがタワーに当たり雲海に影を落としている様子を確認しました。その後は7:00頃から雲の量が減っていき、7:15に雲海は消散しました。
トマム産雲海は、朝早い時間に標高の高い場所からしか見ることができない、かつ朝のうちしか出現しない、非常にプレミアムな雲海です。雲海テラスでは年間で約20%の確率で見ることができるので、比較的高確率で見ることができます。
一概に「トマム産雲海」といってもそれぞれ形も様々で、雲の量が多いときもあれば、地を這うように低い場所で発生する時もあり、西から流れ込んできて波が立つような雲に見えたり、スケートリンクのように真っ直ぐな雲海になったり、と様々な表情を見せます。これは気温や湿度、風速や風向、気圧の変化など、様々な雲の発生に関わる気象条件が起因となっているようで、それを読み解くのも面白いです。
また明日以降の雲海の発生に期待して、ここに筆を置きます。
雲海テラススタッフ 藤田
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□□■□■□■□■□■□
日々表情を変えるトマム山からの景色やCloud9の散策など、朝の特別な時間をぜひ雲海テラスでお過ごしください。
毎日15:00までに、翌朝の「雲海予報」を発表いたします。